脇役ってやつ
基本的に僕は消極的な人間で、捻くれているので社会とうまく折り合いをつけて生きてきた。
別にこいつとは上辺の関係でもいいかなと思って、いい人ぶってるなぁ、と思うこともしばしばだ。
でも30代になって初めてコミュニティの重要性をすごく感じている。
これから生きていく上で趣味や仕事でつながる人々との関係を維持して行かなくては将来は非常に孤独になるんだろうな、と思うと言いようのない不安に襲われる。
結局僕が、人当たりよくしていたのは孤独に陥りたくないという一心なのかもしれない。
特技も特にないし、すごい才能があるわけじゃないけど、ファッションが好きだったり、音楽が好きだったり、その文化的背景を知ることが好きだ。
それが講じて若い頃はアパレルの販売員なんてのもやっていた。
人のライフスタイルに寄り添えることが好きだった。
僕の言葉や行動で何か変化が起きることが嬉しかったんだ。
主役になるよりワトソンのような脇役でいたい。
チラシの裏的な散文を今後も続けていこうと思う。
文章を書くことで孤独を紛らわして、ついでに何かしら読んでくれる人に影響があったら嬉しい。
セザでした。